とめてば

手羽先食べたいと思って、とめ手羽でお持ち帰りで塩とタレ注文して

15分くらいかかりますって言われて、ハイって待ってたのね

そういう時、私スマホとか触らんのですよ。

 

並んでる焼酎のラベル読んだり、メニューパラパラめくったり

あのめっちゃ働いてるバイトの子(たぶん)と、このまったりしてるバイトの子(たぶん)はどっちが先輩かしら? 年はこっちが上っぽいけど…とか

月曜のこの時間にカウンターで一人で馬刺し喰ってるお姉さん…キライじゃない…とか

とめ手羽キーホルダーは意外にサイズ小さいなあ…とか

「今この場で手持ちぶさたな私」を全力で味わうわけです。

 

そしたらめっちゃ働いてる方のバイトの子(たぶん)が、

『あの、これ良かったら』

ってくれたんですよ。おしぼり。 …おしぼり?

お茶ならわかる。なんか。 …おしぼり?

(調味料のフタやらをいじってたわけでもないんですよ)

 

とりあえず、せっかくなので手を拭いてみました。

でもその時点で12分くらい経ってるので、直後に手羽が揚がってきたのです。

「有難うございました☆」

ってキレイな笑顔で送られて、特に【しまった感】も感じられず。

えー。腑に落ちない…とは今も思ってるんですが、でも

人に親切にしたいなという時に、上手にできないかもしれないしって、ビビる必要はないと思いました。

 

勇敢であれ、俺。そして友よ。